東京23区の『ゴミ有料化検討』のニュースが話題です!
特に23区ではなぜゴミ袋が無料で、多摩地域と異なるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、東京都の自治体別ゴミ袋の価格一覧や23区が無料である理由、そして今現在の23区のゴミ袋に関するルールについて詳しく解説しています。
それでは「東京23区のゴミ袋無料はなぜ?有料化はいつからで1枚いくら?」について、見ていきましょう!
東京23区のゴミ袋無料はなぜ?
東京23区ゴミ有料化
むしろ今まで無料だった事にビックリ
こちとらもう何年も前から有料だけど。— 太一子さんだよ~ん (@Viglyacfb9iQ6wg) September 16, 2024
23区の家庭ゴミ有料化の件。
日野市→立川市と住み続けてる自分からしたら今頃そんな事言ってんの?なんだけど、それよりもそんな事したら街に不法投棄が溢れるって言ってる人がいっぱいいる事に驚く。
いつの間にそんなにモラル低下した???
— スィオゾー(悪童参式) (@Siozo34) September 16, 2024
東京23区でゴミ袋が無料である理由には、不法投棄の懸念や東京湾の最終処分場キャパオーバーが切迫していないことにあるようです。
また23区全体での調整が必要であり、各区が独自に有料化を進めることが難しいという現状もあります。
その他、ゴミ処理は公共サービスの一環と位置付けられていて、家庭の負担が重くなるような有料化は考えていないという考えもあるようです。
一方、東京23区のように指定ゴミ袋制度がない自治体では、別の方法でゴミの量を減らすための活動を行っています。
例えば、東京都では小型電子機器のリサイクルの仕組みを構築して、プラスチックごみの埋め立てを2009年まででストップしています💡
とは言え、東京湾の最終処分場が満杯になる懸念があり、今後も排出ゴミの削減が求められています!
東京都の有料ゴミ袋はいくら?
東京都多摩地域では、多くの自治体でゴミ袋が有料化されていて、調布市の840円~青梅市の600円までの幅があるようです。
下記、自治体別に一覧にまとめてみたので、参考にしてください。
自治体名 | ゴミ袋(可燃) | 価格(10枚セット) |
---|---|---|
八王子市 | 40L | 750円 |
立川市 | 40L | 800円 |
武蔵野市 | 40L | 800円 |
三鷹市 | 40L | 750円 |
青梅市 | 40L | 600円 |
府中市 | 40L | 800円 |
昭島市 | 40L | 600円 |
調布市 | 45L | 840円 |
町田市 | 40L | 640円 |
小金井市 | 40L | 800円 |
小平市 | 40L | 800円 |
日野市 | 40L | 800円 |
東村山市 | 40L | 720円 |
国分寺市 | 40L | 800円 |
国立市 | 40L | 800円 |
福生市 | 40L | 600円 |
狛江市 | 40L | 800円 |
東大和市 | 40L | 800円 |
清瀬市 | 40L | 800円 |
東久留米市 | 40L | 800円 |
多摩市 | 40L | 600円 |
稲城市 | 40L | 800円 |
羽村市 | 40L | 600円 |
あきる野市 | 40L | 600円 |
西東京市 | 40L | 750円 |
瑞穂町 | 40L | 600円 |
日の出町 | 45L | 670円 |
奥多摩町 | 45L | 670円 |
このようなゴミ袋の有料化は、ゴミの排出量を削減する効果が期待されています。
実際に、立川市では有料化後にゴミの排出量が大幅に減少したそうです!
ゴミ袋の有料化は、ゴミの量を減らす効果が期待でき、さらに処理費用も集めやすいというメリットがあります💡
しかしながら、調布市のゴミ袋は高いですね!!
ドンキで指定外のゴミ袋を特価で買った場合、1枚約5.3円に対して、調布市は1枚84円ですよ。
東京23区のゴミ有料化はいつから?
2025年1月に家庭ゴミの有料化について検討が行われる予定です。
有料化に向けた流れが加速することは間違いなさそうですが、有料化がいつ頃になるのかについては、まだ具体的な検討は始まっていない状況です。
すでに有料化になっている多摩地区のゴミ袋の単価からもわかるように、物価の高騰もあって、都民への更なる負担を考えると、慎重に検討は進められていくのではないでしょうか。
最終処分場のキャパを考えると、将来的には有料化は避けられないのですが、この『有料化の検討』をフックに特に23区内でゴミ削減への関心が高まるといいですね!
23区のごみ袋のルールはある?
東京23区では、2024年の今現在、市販の透明または半透明のゴミ袋を使用することが求められています。
また、ゴミの分別を徹底し、ゴミ収集員の安全性を考慮して中身が見える袋の使用が推奨されています。
以前は「東京23区推奨ごみ袋」がありましたが、平成21年3月31日をもって廃止されています。
まとめ
東京都のゴミ袋事情は、自治体毎に異なるルールや有料ゴミ袋の価格設定が存在します。
23区でも、今後の課題として有料化の検討が進められています。
私たちにできることは、ゴミ袋の有料・無料に関わらず、できるだけゴミを出さない工夫と適切なゴミ出しではないでしょうか。
この記事では、「東京23区のゴミ袋無料はなぜ?有料化はいつからで1枚いくら?」について、お伝えしました。
ご覧いただき、ありがとうございました。