パリオリンピック2024の柔道混合団体戦で、突如現れた「デジタルルーレット」が話題です。
ネットでは「いつから始まった?」「誰がルーレットを止めたの?」といろいろな声が飛び交っています。
柔道のルーレットはいつ導入されたのか、賛否ある中で本当に不正はなかったのか、関心が高いところかと思います。
そこで今回は「柔道ルーレットはいつから導入?不正はなかったのかも徹底調査!」ついて、さっそく見ていきましょう!
柔道ルーレットはいつから導入?
この柔道ルーレットは、すでに国際大会では数年前から使われていたようです!
柔道混合団体で3対3で並んだ場合に、対戦階級をランダムに決めるためにこのデジタルルーレットが使われます。
実は、東京オリンピックでもこのルーレットは導入されていて、世界柔道でもこのルールで運用されているというのがベースにあるそうで…
目立っていなかっただけで、すでに東京オリンピックでもこの柔道ルーレットは導入されていたんですね。
フランスに「ルーレットはイカサマだ!ズルーレットだ!リネール確定だ」と言うけど東京オリンピックで日本も同じ事をやってたんだよな。
でもどこの国も文句は言わなかった。リネールが出ても倒せば良いだけ。
言いがかりをつけるのは柔道の精神に反するよ。 pic.twitter.com/oHlNKccUMT— たっくん (@v666x666v) August 4, 2024
ただ、見ている側の印象としては「いつからルーレット?」「前からあった?」と、ほぼ知られていなかったことが伺えます。
単純な疑問なんですけど、いつからデジタルルーレットの抽選方式になったんですか??柔道の有識者さん教えてください。 #柔道団体決勝
— ドアラ先生 (@dra45_doara) August 3, 2024
無知で申し訳ないんですけど、柔道団体の、7試合目前のルーレット…あんなんいつからあるんですか?始めてみたんですけど。#柔道のルーレット
— かかか (@katsuyan_quiz) August 3, 2024
つか柔道のルーレットいつから始まったの?
前からあった?— enomo (@e_eno7899_e) August 4, 2024
では、このデジタルルーレットに不正はなかったのか、誰もが気になるところかと思うので見ていきましょう。
柔道ルーレットに不正はなかった?
今回のパリオリンピックで、柔道ルーレットは何回あったかというと、トータルで7回、うち2回が日本でした。
1回目は、決勝の日本対フランスで、ルーレットの結果は「男子90kg超級」で、斉藤 立選手とテディ・リネール選手が対戦し、ご存知の通りリネール選手が勝利しました。
そして2回目は、準々決勝の日本対スペインで、ルーレットの結果は「女子70kg以下」で、高市未来選手がクリスティナ・カバーニャペレス選手に見事に勝利しましたね!
他の試合はどうだったかと言うと、90kg超級の男子は2回、73kg以下の男子も2回とバラバラでした。
この結果を踏まえると、団体戦ではどの階級も選ばれる可能性はあったのではと思います。
ただ、最後の最後にリネール選手が出てくるところは、すごくできすぎたストーリーのように見えてしまいますよね。
柔道混合団体戦「不正は絶対ない」高藤直寿、代表戦のデジタルルーレットめぐり言及 #高藤直寿 #Judo #オリンピック #Paris2024 #パリ2024 https://t.co/aXHxsHAnlU
— 日刊スポーツ (@nikkansports) August 4, 2024
【パリ五輪】「日本は不運だった」疑問大噴出のルーレット方式に仏柔道連盟会長が持論https://t.co/lUrdpx33i8
ステファン・ノミス会長は「ルーレットのボタンを押すのは我々ではない」と反論。「不正がないようにIOCが管理している。すべてのカテゴリーに選ばれる可能性はあったんだ」と強調した。 pic.twitter.com/pvzXH6TmIE
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 3, 2024
今回のこの柔道ルーレットのせいで「エンタメ化」されたように見えてしまったことが、結果、不正を疑われることにつながったのではないかと思います。
見方を変えれば、ルーレットでリネール選手が登場したことは、絶対王者は引きも強いということが言えますね!
そして、誰が見ても公平性が見て取れる形になっていれば、柔道の新しいルールも楽しむことができたのではないでしょうか。
柔道ルーレットを止めたのは誰?
あのルーレットは、不正じゃない証拠になる動画でもあるのかね🤔誰が止めたの#柔道#柔道日本代表#柔道団体決勝#疑惑のルーレット
— ミニマル (@OixvWkgOHVP4PQS) August 3, 2024
気になるルーレットの裏側で、ルーレットを止めたのは「国際柔道連盟(IJF)」のという情報がありました。
不正がないように国際オリンピック連盟(IOC)が管理した上で、IJFがルーレットストップのボタンを押したということのようですね。
フランスの放送局「RMC」はフランス柔道連盟のステファン・ノミス会長の見解を報道。「ルーレットのボタンを押すのは我々ではない。国際柔道連盟(IJF)がやっている。不正がないように国際オリンピック連盟(IOC)が管理している」などといっさい不正がないことを強調し、批判の火消しに走っている。
引用元:gooニュースより
柔道ルーレット過去には不正があった!?
国際大会の運営にも携わった経験があるスポーツ関係者はこう話しています。
「大きな国際大会での抽選は公平、公正に行われるように、そしてそれが伝わるように、どんな競技でも注意が払われている」と前置きした上で、こう続ける。
「ただ、過去には世界中が注目する大会で抽選に〝八百長〟もあったと聞いたことがある。明らかに不自然な抽選結果で、今でも(不正が)間違いなくあったと言われている事例がある」と証言する。そして今回のケースについても「勝敗自体で不正をするわけではないので、盛り上げるために何らかの意図が加わった可能性は否定できない」と指摘した。
引用元:gooニュースより
なんでもデジタル化すれば良いってものではなく、公平性を保つにはアナログがよかったりするのではと思ってしまいますね。
柔道のルーレット
誰がスタートしてどのタイミングでストップしてるのかもわからないデジタルより
みんなが見てる前で選ぶアナログな何かの方が正当性があると思う#柔道#オリンピック— カエルけろけろ (@kerokerohoho) August 3, 2024
昔は紙のくじ引きで行われていた。アナログ抽選に戻すかなど柔道界で考えるべき。日本柔道の“本当の課題”は、誰が選ばれても勝てるようになること!
ロンドンオリンピック・銀メダルの杉本美香さん
まとめ
いかがでしたか。
今回知った柔道の新ルールであるデジタルルーレットによる対戦階級の抽選。
すべては公平の上で、選手や観客が素直に楽しめるルールを作ってもらいたいものです。
今回は「柔道ルーレットはいつから導入?不正はなかったのかも徹底調査!」について、お伝えしました!