夏の風物詩の1つである「花火」。
特にお子さんが一緒の場合は、服装について悩まれたことはないでしょうか。
子供が花火で遊んでいる時の「やけど事故」は多数あるそうで、中には子供が着ていた服に着火してやけどを負ったという事例もあるそうです。
せっかくの楽しい花火が、悲しい思い出にならいように注意したいところですね。
またお子さんにおすすめの花火と注意点についても調査してみました。
今回は、「手持ち花火で子供の服装は?おすすめの花火と注意点まとめ!」について、ご紹介します。
手持ち花火で子供の服装は?
手持ち花火で子供の服装は、「Tシャツ」「長ズボン」「スニーカー」がベストです!
Tシャツ
トップスは、肌の露出を抑えた「Tシャツ」が適していると言えます。
夏で薄着にはなりますが、タンクトップなど肌の露出が多いと、その分、やけどの危険性は高まるので注意が必要です。
また暗くなってから花火をすることを考えると、明るい色のTシャツを選ばれるといいかもしれませんね。
長ズボン
ボトムスもできるだけ肌の露出を抑えて、短パンより長ズボンの方が安心です。
女の子は、フリルの多いスカートや浴衣の袖は引火しやすいので、ご注意ください!
スニーカー
靴は、足元に火花が飛び散ることを考えると「スニーカー」が安心です。
サンダルや裸足は避け方がよいでしょう。
最後に石油由来の服など「可燃性の高い」素材の服は避け、綿100%や綿混合の素材の服にできれば、より安心です。
化学繊維の素材は、仮に服に燃え移った場合、火が消えた後も皮膚に繊維がくっついて取れなくなる恐れがあるそうなので、できれば避けたいところです。
お子さんの服装は、大人が安全面にしっかり配慮して選んであげましょう。
手持ち花火で子供におすすめの花火
おすすめは「煙少なめ」の花火です。
煙たくないだけでなく、キレイに写真も撮れるのが嬉しいところ。
持ち手が長い花火を選ぶと、怖がりさんにはよいかもしれません。
最近は「はなび棒」などのグッズも売られているので、必要に応じて一緒に準備されるといいですよ!
手持ち花火で子供が一緒の時の注意点
3歳以下の子供には花火を持たせない
花火による事故は、特に3歳以下の子供に多いそうです!
花火の取扱説明書に従って、3歳以下の子供に花火を持たせることは避けた方がよさそうです。
少し距離を置いて、大人の手持ち花火や置くタイプの噴出花火を見せるなどして花火を楽しみましょう。
花火の持ち手を体から離す
花火が持てる年齢のお子さんは、花火の持ち方について、持ち手を自分の体から離すように教えてあげるのがいいですね。
線香花火は、火の玉が足元に落ちてはやけどを負う危険性があります!
花火の下に自分の体が入らないように、こちらも花火を体から離すように注意しましょう。
花火の風下には立たせない
そして実は、花火は風向きへの注意が大切です!
お子さんを花火の風下には立たせないようにし、風が強い場合は花火で遊ばせないようにしましょう。
花火が消えたらすぐ水に浸ける
花火で遊ばせる前には、バケツなどに消火用の水を用意するなどの準備をしましょう。
花火が消えたらすぐに水に浸けましょう。
温度が低いように見える燃えカスでも、高温の可能性があるので危険です。
まとめ
いかがでしたか。
今回は「手持ち花火で子供が着るべき服装は?おすすめの花火と注意点まとめ!」について、ご紹介しました。
子供の服装に少し気を配って、安心・安全に花火を楽しみましょう。