東京都の有料ゴミ袋はいくら?23区はなぜ無料でいつ有料化される?

LIFE

東京23区の『ゴミ有料化検討』のニュースが話題です!

特に23区ではなぜゴミ袋が無料で、多摩地域と異なるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、東京都の自治体別ゴミ袋の価格一覧や23区が無料である理由、そして今現在の23区のゴミ袋に関するルールについて詳しく解説しています。

それでは「東京都の有料ゴミ袋はいくら?23区はなぜ無料でいつ有料化される?」について、見ていきましょう!

 

東京都の有料ゴミ袋はいくら?

東京都多摩地域では、多くの自治体でゴミ袋が有料化されていて、調布市の840円~青梅市の600円までの幅があるようです。

下記、自治体別に一覧にまとめてみたので、参考にしてください。

自治体名 ゴミ袋のサイズ 価格(10枚セット)
八王子市 40L 750円
立川市 40L 800円
武蔵野市 40L 800円
三鷹市 40L 750円
青梅市 40L 600円
府中市 40L 800円
昭島市 40L 600円
調布市 45L 840円
町田市 40L 640円
小金井市 40L 800円
小平市 40L 800円
日野市 40L 800円
東村山市 40L 720円
国分寺市 40L 800円
国立市 40L 800円
福生市 40L 600円
狛江市 40L 800円
東大和市 40L 800円
清瀬市 40L 800円
東久留米市 40L 800円
多摩市 40L 600円
稲城市 40L 800円
羽村市 40L 600円
あきる野市 40L 600円
西東京市 40L 750円
瑞穂町 40L 600円
日の出町 45L 670円
奥多摩町 45L 670円

このようなゴミ袋の有料化は、ゴミの排出量を削減する効果が期待されています。

実際に、立川市では有料化後にゴミの排出量が大幅に減少したそうです!

ゴミ袋の有料化は、ゴミの量を減らす効果が期待でき、さらに処理費用も集めやすいというメリットがあります💡

 

23区はなぜゴミ袋は無料なの?

東京23区でゴミ袋が無料である理由には、不法投棄の懸念東京湾の最終処分場のキャパオーバーがあるようです。

また23区全体での調整が必要であり、各区が独自に有料化を進めることが難しいという現状もあります。

その他、ゴミ処理は公共サービスの一環と位置付けられていて、家庭の負担が重くなるような有料化は考えていないという考えもあるようです。

一方、東京23区のように指定ゴミ袋制度がない自治体では、別の方法でゴミの量を減らすための活動を行っています。

例えば、東京都では小型電子機器のリサイクルの仕組みを構築して、プラスチックごみの埋め立てを2009年まででストップしています💡

とは言え、東京湾の最終処分場が満杯になる懸念があり、今後も排出ゴミの削減が求められています!

 

23区のごみ袋のルールはある?

東京23区では、2024年の今現在、市販の透明または半透明のゴミ袋を使用することが求められています。

また、ゴミの分別を徹底し、ゴミ収集員の安全性を考慮して中身が見える袋の使用が推奨されています。

以前は「東京23区推奨ごみ袋」がありましたが、平成21年3月31日をもって廃止されています。

 

23区のゴミ有料化はいつ?

2025年1月に家庭ゴミの有料化について検討が行われる予定です。

有料化に向けた流れが加速することは間違いなさそうですが、有料化がいつ頃になるのかについては、まだ具体的な検討は始まっていない状況です。

すでに有料化になっている多摩地区のゴミ袋の単価からもわかるように、物価の高騰もあって、都民への更なる負担を考えると、慎重に検討は進められていくのではないでしょうか。

最終処分場のキャパを考えると、将来的には有料化は避けられないのですが、この『有料化の検討』をフックに特に23区内でゴミ削減への関心が高まるといいですね!

 

まとめ

東京都のゴミ袋事情は、自治体毎に異なるルールや有料ゴミ袋の価格設定が存在します。

23区でも、今後の課題として有料化の検討が進められています。

私たちにできることは、ゴミ袋の有料・無料に関わらず、できるだけゴミを出さない工夫と適切なゴミ出しではないでしょうか。

この記事では、「東京都の有料ゴミ袋はいくら?23区はなぜ無料でいつ有料化される?」について、お伝えしました。

ご覧いただき、ありがとうございました。

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました